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遺産相続に伴う手続き
相続時の未支給年金請求と年金受給者死亡届の提出について
【年金受給者が死亡したときの手続きは?】 故人の年金受給権は、相続財産ではありませんので、年金受給者が死亡した場合の手続きは相続の手続きとは異なる手続きとなります。年金受給者が死亡した場合は、年金受給者(年金の受給権者)が死亡したことの届... -
遺産相続に伴う手続き
相続放棄をした時の、預貯金の処分について
相続人は被相続人の遺産を相続放棄することができます。しかし、相続を放棄した場合の銀行預金の取り扱いはどうすればよいのでしょうか。 【相続放棄をした場合には、預金から資金を引き出すことができない】 基本的に相続放棄をする場合には、被相続人の... -
遺産相続に伴う手続き
相続時における銀行預金の解約や名義変更について解説
【相続財産としての銀行預金に係る相続手続き】 亡くなられた方(被相続人)の 銀行預金口座は、死亡した日に相続人の相続財産となります。そして、相続人が複数人いる場合は、すべての相続人の共有財産となります。 そのため、被相続人の 銀行預金口座の... -
遺産相続に伴う手続き
相続が発生したら免許証やクレジットカードはどうする?
【死亡後の免許証の返納手続】 道路交通法では、明文で規定されていないものの、免許証の保有者が死亡した場合には免許は無効になるものと解釈されています。そのため、保有者が死亡した場合、遺族が保有者に代わってすみやかに免許証を警察署もしくは運転... -
遺産相続に伴う手続き
埋葬料支給の申請など相続時の給付金制度
【埋葬料支給の請求方法と支給申請書の書き方】 埋葬料とは、社会保険組合(協会けんぽ、共済組合等)に加入していた方が業務外で死亡した場合、申請後に埋葬を行った故人の家族に健康保険より支払われるものをいいます。 葬儀には多くの費用がかかり金銭的... -
遺産相続に伴う手続き
離婚した元配偶者との子どもに相続権はあるのか?
離婚が成立した元配偶者には、相続の権利はありません。※法的に夫婦であれば、離婚協議中や別居中でも相続人となります。 【離婚した元配偶者の相続権】 相続人の範囲は民法よって以下のように定められています。 第1順位 死亡した人の子ども 第2順位 死亡... -
遺産相続に伴う手続き
未婚のいとこが亡くなった場合の相続について
民法において相続人となり得る者には順位が定められています。遺言がある場合には、遺留分を除いて遺言が優先されますが、遺言がない場合には法定相続順位に従って相続が行われます。 未婚のいとこが亡くなった場合、そのいとこに子がいるときは、子及びそ... -
遺産相続に伴う手続き
債務控除とは
相続税は、相続または遺贈により受けた利益にその担税力を求めて課税される税金ですから、その財産の取得者が被相続人の債務を承継して負担するときや、被相続人の葬式に要した費用を負担するときは、その負担分だけ財産の価格から控除して相続税の計算を... -
遺産相続に伴う手続き
家なき子特例
【概要】 小規模宅地等の特例はその宅地等を相続または遺贈により取得する相続人が、被相続人の配偶者、被相続人の居住の用に供されていた一連の建物に居住していた親族が受けられる特例です。しかし、家なき子特例は、相続人が被相続人と別居していたとし... -
遺産相続に伴う手続き
包括遺贈と特定遺贈について
遺言により財産を相続する方法を遺贈といいます。この遺贈には2種類あります。 民法第964条「包括遺贈及び特定遺贈」遺言者は、包括又は特定の名義で、その財産の全部又は一部を処分することができる。ただし、遺留分に関する規定に違反することができな...