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相続事前対策
遺留分を放棄する意味合い
兄弟姉妹以外の法定相続人には、相続遺産の最低限の取り分が認められています。この最低限の取り分のことを『遺留分』といいます。遺留分は遺言書よりも優先度が高いため、不公平な内容の遺言書であった場合には、遺留分を請求することができるというわけ... -
相続事前対策
遺留分=受取りを主張できる相続財産
相続財産の分割にあたっては、基本的に話し合いによります。もしも、話し合いの結果、相続人の全員が認めるのであれば、ある1人がすべての相続財産を相続することも可能となります。基本的には民法により“法定相続分”という遺産分割にあたっての参考が示... -
相続事前対策
秘密証書遺言とは?
遺言者が作成することができる遺言は、自筆証書遺言、公正証書遺言、秘密証書遺言の3種類があります。それぞれの遺言にはメリット・デメリットがありますが、こちらでは秘密証書遺言について説明とメリット・デメリットの説明を行っていきます。 【遺言と... -
相続事前対策
遺言書変更の手続きとそのポイント
【】 元気なうちに遺言書を作っておこうと、過去に遺言書を作成された方もいらっしゃることかと思います。しかし、時間が経てばご自身を取り巻く環境も変わりますし、状況も変われば考えも変わっていくことが自然です。 特に、 ご自身の財産額が大きく増え... -
相続事前対策
遺言書作成のコツ
相続では基本的に遺産分割協議(話し合い)により遺産分割がおこなわれます。 しかし、故人が適切な形式で遺言書を残していたとき、相続人の一人でも遺言書通りの遺産分割を希望した場合、遺言書通りの遺産分割がおこなわれます。 言い換えると、相続人全... -
相続事前対策
認知症の親が書いた遺言書は有効?
遺言書が無かった場合、相続について親族間で揉めることは良く有ります。ご両親がお亡くなりになる前に遺言書を書いておいて貰いたい、とお考えの方も多いかと思います。でも、もしもご両親の認知症が進んでから遺言書を書かれた場合はどうなるのでしょう... -
相続事前対策
公正証書遺言が無効になるケース
公正証書遺言は遺言書なかで最も適法で確実なものとされていますが、無効になることあります。法律の専門家が作成するので形式の誤りなどはほぼないと考えられますが、たとえば、以下の事例の場合、無効にすることが可能となります。 【公正証書遺言が無効... -
相続事前対策
遺言書に記載がない場合は遺産が受け取れないのか
【法定相続人なのに遺産が受け取れない場合とは?】 法定相続人であれば、普通であれば、遺産相続が受け取れるはずです。しかし、被相続人の意思又は、共同相続人の中の一人の意思次第で、法定相続人でも遺産が受け取れないことがありえるのです。遺産が受... -
相続事前対策
パートナー(内縁の妻・夫)に財産をあげたい場合
法定相続人は、配偶者、子(子が亡くなっている場合は孫)、親(親が亡くなっている場合は祖父母)、兄弟(兄弟が亡くなっている場合は甥・姪)とされています。内縁の妻・夫は、法定相続人には含まれていません。法定相続人がいない場合は、内縁の妻・夫... -
相続事前対策
財産目録を作成するメリットについて
【財産目録とは】 財産目録とは、相続する財産を一覧にしたものです。財産目録は被相続人が作成しても相続人が構いません。また、財産目録の作成は絶対作成しなければならないものでもありません。ただし、次の場合には財産目録は作成しなければなりません...