医療業界出身、未経験からの挑戦。「週4勤務」で税理士を目指し、開業支援やIT改革も成し遂げた行動派。
Interview03
矢野
2022年7月中途入社
入社した経緯は?
接客と人事の経験を経て、「専門性」を一生の武器にするために。
前職では飲食店の接客業を経て、同社の本社にて人事部の仕事に従事していました。本社で事務仕事に携わる中で、「会社を支えるバックオフィスの重要性」を感じると同時に、長く安定して働き続けるためには、より専門的な知識や実務能力が必要だと考えるようになりました。商業高校時代に簿記に触れていた経験があり、元々数字を扱うことへの抵抗はありませんでした。「せっかくなら、その知識を深めて実務に活かせる環境で挑戦したい」と思い、会計のプロフェッショナルが集まる日本会計グループへの入社を決めました。
業務の面白い部分は?
全事務所1,800件の売上を管理。組織の「根幹」を支えるやりがい。
現在は総務として、主に請求業務を担当しています。東京だけでなく全事務所の顧問先を管理しており、その数は約1,800件に及びます。毎月、各担当者への売上確認から請求書の発行、そして入金確認までを一貫して行います。その他にも、備品の発注や銀行業務など、所内の環境整備も大切な仕事です。この仕事の面白いところは、社員の皆さんを「先回り」してサポートできた時です。例えば、「この時期は決算で消耗品が多くなるから、早めに多めに注文しておこう」と動いた結果、皆さんが滞りなく業務を進められているのを見ると、縁の下の力持ちとして役に立てている実感が湧きます。 他部署の方から「あの時はありがとう、助かったよ」と声をかけていただけることが、何よりのモチベーションです。
入社して成長したと思う部分は?
繁忙期の請求書800件を一人で完遂。責任感が「段取り力」を育ててくれた。
入社して一番成長を感じるのは、業務に対する処理能力と責任感です。特に年末調整や確定申告の時期は、普段は月100件ほどの請求書作成が、一気に800件近くに跳ね上がります。現在はこれを一人で作成・発送し、入金管理まで行っています。 売上に関わる絶対にミスの許されない業務ですので、正確さはもちろんスピードも求められます。「1日にこれだけの件数を進める」と自分で目標を立て、他の業務に支障が出ないよう効率よくパズルを組み合わせるように仕事を進めています。私は元々、中学時代の持久走で悔しい思いをしてから猛特訓して上位になった経験があるなど、地道にコツコツ頑張る性格です。その粘り強さが、今の膨大な業務を正確にこなす力に活きていると感じています。
事務所の良いところは?
上司は「東京のお母さん」。温かい人たちに囲まれて働ける安心感。
職場の雰囲気はとても風通しが良く、上司や同僚とも本当に仲が良いです。特に私の上司は、愛媛出身の私にとって「東京のお母さん」のような存在です。体調を崩した時には「ご飯食べられてる?」「病院行った?」と親身に心配してくださり、仕事の面だけでなく精神面でも支えていただいています。事務所には幅広い年代の方が在籍しており、年上の方からは経験に基づいた助言をいただき、同年代の方からは「自分ももっと頑張ろう」という刺激をもらっています。尊敬できる方々に囲まれて、安心して働ける環境が当事務所の一番好きなところです。
これから10年のビジョンは?
「矢野に任せれば安心」。そう信頼される、事務所の要(かなめ)に。
まずは、現在任されている売掛金管理などの業務を、より完璧にこなせるようになることが直近の目標です。そして将来的には、ただ業務を「こなす」のではなく、一つひとつを丁寧かつ正確に行い、周囲から「矢野さんに任せておけば大丈夫」と全幅の信頼を置かれる存在になりたいです。また、仕事のスキルだけでなく人間としても成長し、いずれはチームをまとめ上げるような立場になって、後輩の指導や組織作りにも貢献していきたいと考えています。

